ココロ磨き24時
- 12Lessons -

<純粋動機の威力>

美佐子さんは、ご両親の勧めで、ずっと地元の会社で働いていました。
でも、周りとの人間関係がうまくいかず、悩んでいました。
いつしか会社にも行けなくなり、もう3年にもなりますが、
なかなか前向きな気持ちが出てきませんでした。

それでも何かをつかもうとパソコンを見ていたところ、
たまたま、あるホームページに目がとまりました。
そこには

「答はすべて自分の中にあり、
自分を観察する技術を磨くことで、
他の誰かや何かに頼らずに悩みや問題を解決できます」

と書いてありました。

「これだ!」 美佐子さんは雷に打たれたように感じました。
そして2日後に、いつもは東京でしか行わない勉強会が、
地元近くの県で開催されると書いてありました。

何か運命を感じ、電車で3時間かけて参加しました。
実際に話を聞くと、自分の確信が間違いなかったことを、心から実感しました。

「これ、やりたい!」
それも地元でではなく、上京して学びたいと思いました。
もちろん、仕事も新しくして。

すると、それまでの3年間がウソだったかのように、
気持ちがイキイキワクワクしてきました。

ところが、思わぬ「壁」が現れました。
ご両親の反対です。

「上京してひとり暮らし?仕事も新しく始める?できるわけないじゃないか!」
「心配してくれてありがとう。でも行きたいの!」
美佐子さんは、生まれて初めて両親に自分の意見を言えたのです。
でも、理解してくれるどころか 「それでも行くと言うなら、親子の縁を切る!」 とまで
言われてしまいました。

「ここまで親に言わせてしまっていいのかな…」
美佐子さんは、ベッドの中でジタバタしていました。

その時、セミナーで使ったノートが棚から落ちて、あるページが開きました。
そこには

「誰に何を言われようと何が何でも絶対にこうしたい、
という強い気持ちで行動すれば、それは叶います」
と書いてありました。

「そうだ、何が何でも私、これを勉強したい!」
美佐子さんは覚悟を決めて、動き出しました。

すると、協力してくれる人が次々と現れ、
東京での新しいお部屋や仕事もトントン拍子で決まりました。

…東京で暮らし始めて一週間後、美佐子さんの携帯電話が鳴りました。
お母さんからでした。
それも、今、東京に来ていて会いたいというのです!
お母さんと話をして、美佐子さんは、びっくりしました。
『あなたはね、生まれた時に、ある人から
「この子は将来、大都市に出て活躍する子だよ」と言われていたの。
お父さんもね、口では言わないけれど、応援してるのよ』
そんな話が聞けるとは思っていなかったからです。

「何が何でも絶対に、の気持ちを、これからも大切にしよう」
美佐子さんは、心の柱を手にできたような、
ゆったりとした気持ちを体じゅうで感じていました。


「願ったことがどんどん叶えられる自分になれたらいいなぁ」
そんなふうに考えたことはありませんか?

そうなれる、とっておきの方法があります。
「誰に何と言われようと、何が何でも絶対にこれをするんだ」という
強い気持ちを持つこと
、です。

 


この強い気持ちを「純粋動機」と言います。
つまり、純粋動機で願って行動すれば、その願いは叶う、というわけです。

「誰に何を言われようと、か。なかなかそこまでの気持ちって、持てないよね…」

そうですよね。そのお気持ち、すごくよくわかります。
それが持てたら苦労しないよね…って。

ただ、これを持つと、他にもすごくいいことがあるのです。

今までなら「失敗だ、もう終わりだ!」と思うようなことがあったとしても、
それほど落ち込まなくてすむようになれるでしょう。

なぜなら「何が何でもこれを達成する」と決めているからです。

つまり、達成できることが確信をもって見えているのです。

なので、途中、どんなことがあっても
「あくまでもうまくいくまでの途中経過さ」「単なる通過点よ」
と思えて、乗り切れるようになるからです。

「千里の道も一歩から」ということわざがありますよね。

その時、同じ千里を歩くのでも、幸せや成功ゆきの地図を手にして歩くのと、
そんな地図を持たずに歩くのとでは、
気持ち的に全然違ってくると思うんですが、いかがでしょうか?

純粋動機を持つことは、そんな地図を手に入れられることだ、と言えます。
よりやりがいや確信をもって歩みだせるというわけです。

また、最初から純粋動機を持てなくても大丈夫です。

途中でも、純粋動機を育てられるチャンスがあるからです。

それは、何かを望んで、うまく行かなかった時です。

例えば、ものすごく好きな人がいて、告白したけれどうまくいかなかったという時、
かえってそのことで「それでも好き」と、
それまでよりも気持ちが盛り上がった、ということはありませんか?

もちろん、相手の方や自分自身が苦しむようなアプローチはおすすめできませんが、
そうしてアプローチを続けることで、可能性はつながっていくし、広がっていきますよね。

そんな、望みを叶える強い味方「純粋動機」
あなたの気持ちひとつで、持つことができるのです。

※このセッションのまとめ

純粋動機で願って行動すれば、その願いは必ず叶う。
うまく行かない体験も、純粋動機を養うチャンスにすることができる。

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